リップル社一部勝訴後のChatGPTによるXRPの予測価格【リップル・XRP】【仮想通貨・暗号資産】

今回は、リップル社とSECの裁判においてリップル社一部勝訴という判決が出た後、ChatGPTにXRPの価格を予測させてみたというAMBCryptoの記事を紹介します。

この記事を読むと、リップル社一部勝訴後のChatGPTによるXRPの予測価格を知ることができます。

ChatGPTで予測する理由

2023年7月13日、リップル社とSECの裁判においてリップル社に有利とみられる判決が出た後、XRP価格はおよそ2倍に急騰。しかし、その後は下落基調が続いています。

アナリサ・トーレス判事は、XRPの仮想通貨取引所での販売、およびプログラマティック販売は投資契約にあたらないが、機関投資家向けの販売は投資契約にあたるという判決を下しました。

しかし、この判決はある時はXRPは有価証券ではなく、ある時はXRPは有価証券であるというものなので、XRPやその他の仮想通貨への理解が曖昧になる可能性があると記事では指摘されています。

そして、このような場合にAIソリューション、特にChatGPTを使用するとある程度の明確さを実現できると記事では述べられています。

訴訟の影響をChatGPTに質問

AMBCryptoが以前、リップル社がSECの訴訟に直面した際のXRPのパフォーマンスについてChatGPTに質問したところ、以下のような回答が返ってきました。

「全体として、リップルに対するSEC訴訟の結果は不透明であり、それが短期的および長期的にXRPの価格にどのような影響を与えるかを正確に予測することは困難です。投資家は投資を決定する前に、潜在的なリスクと不確実性を慎重に考慮する必要があります。」

このようにChatGPTは、訴訟の正確な結果と影響を予測するのが難しいことを認めていました。

ChatGPTで過去のデータを取得

過去のデータは必ずしも将来の価格変動に影響を与えるわけではないが、テクニカル分析では価格変動が重要であるとして、ChatGPTに2017年から2021年までのXRPの価格動向を年ごとに分析させた結果、以下のような回答が返ってきました。

• 2017 年初頭、XRPはトークンあたり0.01ドル未満で取引されていました。その後、価値が大幅に上昇し、2018年1月上旬には約3.84ドルの史上最高値に達しました。
• XRPの価格はピークに達した後、下落し始め、数か月間比較的安定した状態を保ったが、2018年後半に再び高騰し、同年11月には約0.75ドルまで上昇した。
• 2019年のXRPの価格は、年の大半で約0.25ドルから0.50ドルの間で変動したが、年末までに約0.20ドルまで下落した。
• 2020年のXRPの価格は、年前半は比較的安定しており、約0.15ドルから0.25ドルの間で推移していました。しかし2020年12月、米国証券取引委員会（SEC）はXRPが未登録証券であるとしてリップル社に対する訴訟を発表した。これによりXRP価格は急落し、年末までに約0.17ドルまで下落した。
• 2021年、XRPの価格は変動し、4月に約1.96ドルの高値に達した後、5月と6月に再び下落した。しかし、2021年11月にXRPの価格はさらなる高騰を記録し、約1.40ドルの高値に達しました。

ChatGPTによる予測価格

ChatGPTでは2021年以降の情報へのアクセスが制限されているため、ChatGPT脱獄テクニックに従って、これらの制限の一部を回避して得られた回答は以下の通りです。

ChatGPTはトレーダーにXRPの見通しについて警告し、世界中の規制監視を巡る圧倒的な市場の不確実性の中で控えめな予測を行っています。AIモデルは、XRPが2023年末までに2.5から5ドルに達する可能性があると予測しています。

ChatGPTが出した予測価格は、2023年末までに2.5から5ドルに達する可能性があるというものでした。 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ChatGPTによるXRPの予測価格をお届けしました。

今後もリップル社とSECの動向や、XRPの価格を追っていきたいと思います。