みなさんは、暗号資産を貸して増やすことができるサービスをご存知でしょうか。日本語では貸暗号資産、英語ではレンディングと呼ばれるサービスです。
この記事では、貸暗号資産サービスとは、貸暗号資産サービスのメリット、貸暗号資産サービスのデメリット、貸暗号資産サービスを提供している取引所、Coincheckで貸暗号資産サービスを利用する手順という内容を解説していきます。
貸暗号資産サービスとは

貸暗号資産サービスについて紹介します。
みなさんは、取引所で保有している暗号資産をそのまま眠らせているだけということはありませんか?貸暗号資産サービスを利用することで、眠らせている暗号資産を貸し出して増やすことができます。
Coincheckの貸暗号資産についての説明を紹介します。

「貸暗号資産サービス」とは、お客様の保有する暗号資産について、お客様と当社が消費貸借契約を締結することによって、一定期間当社がお預かりし、契約期間満了後にお預かりした暗号資産と同量・同等の暗号資産をお返しするとともに、一定の料率で計算した利用料をその暗号資産でお支払いするというサービスです。
簡単にまとめると、貸暗号資産サービスとは、暗号資産を一定期間貸し出すことで貸し出した元の数量より増やすことができるというサービスです。
貸暗号資産サービスのメリット

貸暗号資産サービスのメリットを紹介します。
料率が高い
まず、料率が高いというメリットがあります。2023年現在、日本の銀行の利率は0.001%ですが、貸暗号資産サービスではそれより遥かに高い5%や10%という料率で暗号資産を貸し出すことができます。
ただし、高い料率での貸し出しは募集されていないことも多いので、高い料率で暗号資産を貸し出せるとは限りません。
簡単に始められる
次に、簡単に始められるというメリットがあります。暗号資産取引所が提供する貸暗号資産サービスであれば、その暗号資産取引所の口座を開設していれば、面倒な手続きをせず申し込むだけですぐに始められます。
貸暗号資産サービスのデメリット

貸暗号資産サービスのデメリットを紹介します。
分別管理の対象ではない
まず、分別管理の対象ではないというデメリットがあります。暗号資産取引所は、取引所が保有している暗号資産と利用者が保有している暗号資産を分別して管理しています。こうすることで仮に取引所が破綻しても、利用者の暗号資産を安全に返還できるようになっています。
しかし、貸暗号資産サービスは資金決済法に基づく暗号資産交換業としてのサービスではないため、貸し出した暗号資産は分別管理の対象ではありません。
そのため、貸暗号資産サービスを提供している取引所が破綻した場合、その取引所に貸し出していた暗号資産は返還されません。
貸暗号資産サービスを利用する場合は、この点をはっきりと認識しておく必要があります。
預金保険の対象ではない
次に、貸暗号資産サービスは預金商品ではなく、銀行預金などに適用される預金保険の対象ではないというデメリットがあります。
預金保険とは、金融機関が破綻した場合、一定額の預金等を保護するための保険制度です。そのため、貸暗号資産サービスを提供している取引所が破綻した場合、そこで貸し出している暗号資産は返還されません。
この点もはっきりと認識しておく必要があります。
一定期間移動や売却ができない
次に、一定期間移動や売却ができないというデメリットがあります。暗号資産を貸し出す時に貸し出す期間を設定しますが、その期間は暗号資産を移動したり売却することができません。
そのため、値上がりしたから売却して利益を確定させるということや、値下がりしたから売却して損切りするということができません。取引所によっては途中解約が可能な場合もありますが、その際には解約手数料が発生します。
貸暗号資産サービスを提供している取引所
貸暗号資産サービスを提供している取引所のサービス内容を簡単に紹介します。尚、貸暗号資産サービスを利用される際は、サービス内容が変更されている場合もあると思われるので各暗号資産取引所の貸暗号資産の説明ページも見ていただきますようお願いいたします。
Coincheck

Coincheckの貸暗号資産サービスの内容を紹介します。
| 貸出期間 | 14日間・30日間・90日間・180日間・365日間 |
|---|---|
| 貸出料率 | 1%から5%まで |
| 対象暗号資産 | Coincheckで取り扱う暗号資産 |
bitbank

bitbankの貸暗号資産サービスの内容を紹介します。
| 貸出期間 | 1年間 |
|---|---|
| 貸出料率 | 0.1%から5.0%まで |
| 対象暗号資産 | bitbankで取り扱う暗号資産 |
GMOコイン

GMOコインの貸暗号資産サービスの内容を紹介します。
| 貸出期間 | 30日間・90日間 |
|---|---|
| 貸出料率 | 1%から10%まで |
| 対象暗号資産 | 25銘柄 |
BITPOINT

BITPOINTの貸暗号資産サービスの内容を紹介します。
| 貸出期間 | 募集毎に固定 |
|---|---|
| 貸出料率 | 募集毎に固定 |
| 対象暗号資産 | 18銘柄 |
LINE BITMAX

LINE BITMAXの貸暗号資産サービスの内容を紹介します。
| 貸出期間 | 30日間・60日間・90日間 |
|---|---|
| 貸出料率 | 8%から12% |
| 対象暗号資産 | 7銘柄 |
Coincheckで貸暗号資産サービスを利用する手順
ここからは実際にCoincheckで貸暗号資産サービスを利用して、ビットコインを貸し出す手順を解説していきます。
ホームページにアクセス

まず、Coincheckのホームページにアクセスします。
Coincheckに取引アカウントでログイン

画面右上の「ログイン」にカーソルを合わせて、表示された「取引アカウント」をクリックします。

ログイン画面が開くのでメールアドレスとパスワードを入力して、私はロボットではありませんにチェックを入れて、「メールアドレスでログイン」をクリックします。
二段階認証を設定している場合は、次のページで認証アプリによって生成されたパスコードを入力して「認証する」をクリックします。

これで、Coincheckに取引アカウントでログインしました。
貸暗号資産アカウントページへ移動

次は、貸暗号資産アカウントページへ移動します。
画面右上の「取引アカウント」にカーソルを合わせて、表示された「貸暗号資産アカウント」をクリックします。
貸暗号資産サービスに登録する

貸暗号資産ページが開くので「貸暗号資産サービスに登録する」をクリックします。

次のページで「暗号資産消費貸借契約約款、貸暗号資産利用規約に同意する」と「Coincheck貸暗号資産取引説明書に同意する」にチェックを入れて、「貸暗号資産サービスに登録する」をクリックします。

貸暗号資産のページが開きます。
貸暗号資産アカウントにおける総資産、各暗号資産の貸出可能額、貸出申請中の額、貸出中の額が表示されています。
振替を行う

次は、振替を行います。
振替とは、取引アカウントから貸暗号資産アカウントへ、また貸暗号資産アカウントから取引アカウントへ暗号資産を移動させることです。
画面を下へスクロールして「振替」をクリックします。

振替画面が開きます。
この画面では、取引アカウントで保有している暗号資産を貸暗号資産アカウントへ移動させたり、貸暗号資産アカウントで保有している暗号資産を取引アカウントへ移動させることができます。

では、この振替画面で取引アカウントで保有しているBTCを貸暗号資産アカウントへ移動させてみます。
「取引」→「貸暗号資産」にして、振替を行う銘柄を選択して、振替を行う数量を入力します。
ここでは振替を行う銘柄はBTCを選択しています。
そして最後に、「残高を移動する」をクリックします。

これで取引アカウントから貸暗号資産アカウントに、入力した数量のBTCを移動させることができました。
間違いなく移動しているか確認しましょう。
そして次は、左側にあるメニューの中から「コインを貸す」をクリックします。
暗号資産を貸し出す

ここからは、暗号資産を貸し出す手順について解説していきます。
コインを貸す画面が開いて、貸出可能額の欄に先程移動させたBTCの数量が表示されています。

画面を下へスクロールして、「貸出期間」を選択、貸出数量を入力、「返却時に再度貸出申請を行う」にチェックを入れるかどうかを選択、そして最後に「BTCを貸出申請する」をクリックします。

これで貸出申請が完了しました。
貸出申請中の欄に、先程入力したBTCの貸出数量が表示されています。
この後、申請内容がCoincheck側で審査され、承認されると貸出注文が出され、貸し出しが開始されます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
貸暗号資産サービスのメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。
メリットは、料率が高い、手軽に始められる。
デメリットは、取引所の破綻リスク、一定期間売却不可。
貸暗号資産サービスを利用される際は、メリットとデメリットをよく考えた上で利用するかどうかを決められてはいかがでしょうか。

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